発音・Speaking・Listeningで困っている方が直面する典型的なお悩みパターン
(1) ネイティブの会話が簡単なことを話しているはずなのに、不思議なくらいに聴き取れない。
(2) 自分が話している英語の文法は正確なはずなのに、ネイティブに何度も聞き返されてしまう。
皆様は発音学習やリスニングに注力してきたはずです。iPhoneで何度も繰り返し英語を聞いたり、YouTubeで好きな洋画を何度も見て、シャドーイングを繰り返したかも知れません。しかし、正しく発音矯正せずに成人してから間違った型で反復練習しているだけだと悪癖が更に固まってしまい、悪循環に陥り発音が決して上達することはありません。それではどうすれば問題が解決するのでしょうか?
答えは「音声学」(言語学の一分野)を学んで理論的に理解・訓練することです。
問題解決の答えは、「音声学」
音声学は言語学の一種で発音を研究する学問です。20世紀に入って大きく発達しました。昨今のITの発達により更なる進展を遂げています。
巷の本や英語発音矯正スクールは発音矯正だけで、「発声」は教えてくれない。
電車の英語アナウンスを聞くとひとつひとつの音は正しく発音できているのですが、なぜか話者が日本人だと分かる時があります。理由は発音だけ英語で、発声は日本語の方法で行っているからです。
発音ができれば、リスニングもラクになる。
モーター理論という有名な言語学の学説があります。正しい発音ができればそれに伴いリスニング力も向上します。
No.1 リズムが違う
音声学的に、日本語は、“Mora-timed language”と呼ばれ、ブツ切りで平べったいリズムです。それに対して英語は、“Stress-timed language”と呼ばれ、波のように抑揚のあるリズムをしています。
米国出身のタレントや著名人が日本語を話すと、独特の抑揚を感じると思います。それが英語本来のリズム (Stress-timed Rhythm) で、彼らは英語のリズムで日本語を話しているのです。逆に言えば私たちの多くは日本語のリズム(Mora-timed Rhythm) で英語を話していると言えるのです。
音声学は発音の中でもリズムを最重要と考えています。RやLのと音を正確に発音することも大事ですが、ネイティブらしい英語を話すにはリズムがより大事であることが実証実験で判明しています。
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推薦者:北原 真冬 (言語学・認知科学)
上智大学外国語学部英語学科 教授、上智大学音声研究室 室長
プロファイル
1991年に京都大学文学部卒業。2001年に言語学・認知科学の博士号を米国、インディアナ大学にて取得。NTTコミュニケーション基礎科学研究所、山口大学を経て、2004年から早稲田大学で、2016年から上智大学で英語、音声学の指導を行っている。
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